Fitbit Versa 2でSpO2を測定する

 この記事ではFitbit Versa 2で酸素飽和度SpO2を測定する方法を紹介します。Versa 2で説明していますがFitbit Ionic、Versa、Versa 3、Senseでも同じだと思います。方法は以下の通りです。

  1. Fitbitアカウントの国籍をアメリカ合衆国にする
  2. SpO2 Signature文字盤をインストールする
  3. (Fitbitプレミアム専用)Fitbitアプリの居住地をアメリカ合衆国にする

1.Fitbitアカウントの国籍をアメリカ合衆国にする

 まずはFitbitアカウントの国籍を変更します。スマホアプリからは変更できないのでWebブラウザでfitbit.comを開きFitbitアカウントでログインして変更します。もちろん新規にアカウントを作成しても構いません。アメリカ合衆国でなくとも英国などでも良いです。

2.SpO2 Signature文字盤をインストールする

 アカウントの国籍を変更するとアプリで選べる文字盤の中に「SpO2 Sigunature」が選択できるようになります。この文字盤をセットして睡眠するとSpO2が測定されます。結果は翌日のみデバイスの文字盤で確認できます。起きて直ぐには表示されず、しばらくしてからSpO2の平均値、最大値と最小値が表示されます。

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3.(Fitbitプレミアム専用)Fitbitアプリの居住地をアメリカ合衆国にする

 有料サービスであるFitbitプレミアムに加入しているとSpO2の履歴が確認できます。スマホでFitbitアプリを開き、居住地をアメリカ合衆国などに変更します。すると「今日」の画面で「健康メトリックス」を表示させることができるようになります。

 「健康メトリックス」では呼吸数、心拍変動、皮膚温、血中酸素ウェルネス、安静時の心拍数を確認できます。Fitbit Versa 2に体温センサーは搭載されていませんが、別のセンサー(バッテリー発熱チェック用?)を用いて皮膚温の変動を測定しているようです。

 

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