au HTC EVO WiMAX ISW11HT SIM出し&ROM消し

多くの携帯電話/スマートフォンはSIMを差し換える事で電話番号を移す事ができますが、au HTC EVO WiMAX ISW11HT(以下EVO)はSIMを採用しておらず、本体のROMに直接電話番号が書き込んであります。他の機種に電話番号を移したい場合はauショップへ行って「SIM出し」(新しいSIMの発行)を行ってもらう必要があります。SIM出しの手数料は無料。
機種変更(auショップで新しい機種を購入して乗り換える場合)ではEVOの毎月割が消滅してしまいますが、自分で機種変更先の機種を持ち込んでSIM出ししてもらった場合は毎月割が維持されます。私は無料通話用に月217円で維持しているEVOの回線を、白ロムで購入したWindowsPhone IS12TへとSIM出ししました。WindowsPhone IS12TはauショプでのSIMロッククリア手続き(2100円)が不要な機種で、SIMカードを入れるだけで使用可能です。
さてSIM出ししたEVOは緊急電話とWi-Fi通信が可能で、通常の通話と3G通信が不可能というSIMを抜いた一般的なスマートフォンと同じ状態になっています。しかしながらEVO本体のROMには電話番号が残っており、プライバシー上の問題がありますので「ROM消し」で電話番号を消去しておいた方が良いでしょう。ROM消しもauショップで無料で行ってもらえます。「メニュー」→「設定」→「この携帯電話について」→「電話ID」で電話番号が01234567となっていればROM消しに成功しています。